タバコの基礎知識



禁煙の効果

禁煙を続けるほど効果もアップ

禁煙成功者が語る禁煙のメリット

禁煙は、タバコを吸っていたときよりも明らかにその人の健康状態を改善してくれます。ここでは禁煙の効果のなかで、あなた自身が実感しやすい、より具体的な効果について説明しましょう。

禁煙に成功した人たちが「禁煙の効果」としてよくあげるのは、「食べ物の味がよくわかるようになった」「胃の調子がよくなった」「顔色がよくなった」「目覚めがさわやかになった」などの体調の変化です。「自分に自信がついた」「人生観が変わった」といった精神面での効果を感じている人も少なくありません。

生活面では、禁煙すると、周囲の人から煙たがられる心配がなくなるというメリットもあります。家族から毎日のように「タバコ臭い」「煙たいからベランダで吸って」などと非難されるストレスがなくなって、「禁煙したら家庭内がなごやかになった」と話す禁煙成功者もいます。

禁煙直後から現れる健康改善効果

禁煙すると、下の図のように、その直後からさまざまな健康改善効果が現れます。

禁煙後に現れるさまざまな健康改善効果

(イギリスタバコ白書「SmokingKills」,1998/IARCがん予防ハンドブック11巻 ,2007)

たとえば、禁煙後、早ければ1カ月たつと、せきやたん、喘鳴などの呼吸器症状が改善します。また、かぜやインフルエンザなどの呼吸器感染症にかかりにくくなります。さらに禁煙後1年たつと、肺機能が改善し、禁煙2~4年後には虚血性心疾患や脳硬塞のリスクが35%減少します。

禁煙は年齢や性別に関係なく、長く続けるほど効果も大きくなります。タバコにむしばまれた体もしだいに健康を取り戻し、やがて非喫煙者のレベルにまで近づくことが可能です。

喫煙者の女性であっても妊娠前に禁煙すると、赤ちゃんの出生体重は母親が非喫煙者である場合と同レベルになる。妊娠3~4カ月までに禁煙した場合、低体重児のほか早産や周産期死亡のリスクが低くなることがわかっている。低体重児のリスクは妊娠5カ月以降の禁煙でも減少する。

禁煙の効果は病気の予防だけでなく、体調改善や、周囲への影響を気にしなくてすむなど、生活面でさまざまな効果を実感できる。自信がつき物事に積極的に取り組めるようになる効果も。



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